秋が深まるにつれ、山では実物や落葉樹の紅葉が楽しめるようになってきました。そんな秋の彩りをお部屋にも、斬新かつダイナミックに取り入れてみましょう。
- 今回はお花屋さんでも見られるサンキライのナチュラルなラインを生かしながら活けてみました。自然にドライになっていくサンキライ。和風の花器に吸水性スポンジを使用して無造作に活けています。和風家具にも洋風家具にも自然に馴染む素材です。サンキライの間に紅葉した雪柳・どうだんつつじをあしらうともっと秋のイメージがかもし出されます。
- ネイティブフラワーのリューカデンドロンと実物を合わせてレザーの器にあしらってみました。
リューカデンドロンのワインレッド、サンキライのグリーン、ビバーナムの黒のコントラストを楽しみましょう。
秋の実りを手軽に楽しむ
飾りかぼちゃに合わせてオレンジ・赤系の花、実物をそろえます。
- 用意するもの
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- (1)トウガラシ
- (2)飾りカボチャ
- (3)ビバーナム赤
- (4)吸水性スポンジ(水を吸わせておく)
- (5)楊子
- (6)ビバーナム黒
- (7)スプレーカーネーション
- (8)バラ
- (9)コアラファン
- バラはスプレーバラでも良いでしょう。
作り方
- 【手順1】
飾りかぼちゃを下部がやや大きくなるように水平に2つに切り分けます。
上部はフタ、下部は器になります。
下部のワタの部分をスプーンなどでくりぬきます。
- 【手順2】
水を十分に吸わせた吸水性スポンジを、器のくりぬいた部分の大きさに合わせて四角にカットして入れます。
スポンジの高さはくりぬいた深さより1cmくらい高めにしましょう。
楊子を器カボチャの、4箇所に均等に挿します。
- 【手順3】
カボチャのフタを、器に刺した楊子に押し付けて刺し、固定します。
バラとカーネーションをバランスを見ながら吸水性スポンジに挿します。
- 【手順4】
サンキライ、ビバーナムなどをバラとカーネーションの間に挿して完成です。
周りにおもちゃカボチャなどを配置すると雰囲気満点です。