自然を愛で、日本の文化を慈しみ。昔の懐かしい思い出と共に残暑のなかでもなんとなく朝夕涼しくなった今日この頃。ふっと落ち着いて心にゆとりが生まれると秋の虫の鳴き声が聞こえてきます。
そんな時期、お花の市場では秋ならではのお花がお目見えします。本当にホッとします。おみなえし、リンドウ、フジバカマ、ホトトギス……。風情を感じます。
ほんの少し秋の花を取り入れ自分の空間に癒しを取り入れてみませんか?今回はそんな素朴なお花の飾り方をご紹介します。
- お茶の間のちゃぶ台には季節の花を少しずつ組み合わせてみてください。
- 花器は使わなくなった小皿やお椀を利用して。
剣山を使用するか吸水性スポンジが必要となりますが、すすきの茎が細い分吸水性スポンジはとても便利なグッズです。 - 参考:吸水性スポンジ 1個:198円
- 季節のお花「すすき」をなんのテクニックもなく素朴に、自然に活けてみましょう。
- 大きな花器より繊細な細身の花器を使ってみましょう。すすきと花器とのバランスを考え、すすき本来の高さの1/3から1/4に押さえることでよりスマートにラインを綺麗に生かしながら活けられます。
- あくまでも素朴な花は素朴に、ナチュラルに。
花器はガラスよりも焼き物などがしっくりきますね。
作り方
- 【手順1】
ビアグラスや和の一輪挿しを用意します。 - 【手順2】
口の大きな器の場合 器の底に吸水性スポンジをセットします。 - 【手順3】
ススキを3本、自然に生えてるイメージを大切にして吸水性スポンジに挿します。二等辺三角形を意識して活けてみましょう。
- 【手順4】
ススキの穂を隠さないようにリンドウを2本活けます。 - 【手順5】
リンドウも高低差をつけると良いです。
- 【手順6】
器の縁にそわせてピンポンマムをあしらいます。
そのときのポイントはリンドウの高低と逆の高低差で。
- 【手順7】
最後に流れるグリーンで動きをだしてみましょう。
グリーンはあまり大きすぎないものが良いです。
今回はミスカンサスを使用しています。
あとは好みで季節の小花を添えるといいですね。