お花は花瓶に、というちょっとしたルールを自分流にアレンジ。
あの使わなくなったグラスや箱を使ってみようかな。
そんな自分なりのこだわり花器でお花を楽しむなんて、ちょっとワクワクしませんか?
今月は日常の中にシンプルに、だけど鮮やかに飾るテクニックをご紹介します。
- 用意するもの
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- (1)グラス(なるべく背が高いもの。今回はワイングラスを使いました)
- (2)お好みのビー玉や小石(そのほか代わりになりそうな雑貨でもOK)
- (3)お水
- (4)お花(今回は夏らしくバンダを使いました。大ぶりの花がおすすめです)
- (5)グリーン(丸みのあるものとシャープなものをそれぞれ2枚ずつ)
- (6)つまようじなど留め具になるもの
作り方
- 【手順1】
グラスに小石を敷き、水を注ぎます。
丸みのあるグリーンのうち、そのままの葉と加工した葉(下記参照)はバンダの土台となるように配置します
- 【手順2】
加工した葉を背にして花を添えましょう。顔がしっかりと見えるよう、少し斜めにしてあげるとより安定します。
- 【手順3】
流れを出すため、シャープなグリーンを流します。
このとき、少し葉をしごくと、よりきれいな弧ができるのでボリューム感の中に変化が生まれます。
ちょっとアレンジテクニック
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(1)丸みのあるグリーンの表面を上にします。
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(2)葉の軸を中心に片方を山折にし、筒状にします。
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(3)もう片方の葉を筒状にした方に向けて巻きます。
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(4)葉の軸を中心に緩みのないようしっかりと巻き込みます。
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(5)写真のように中心点を緩まないように押さえながら葉が重なった部分に対して垂直につまようじを差し込みます。
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(6)これで完成です。今回のアレンジ以外でも、花束にボリュームを出したいときなどに応用してみてくださいね。
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ガラス花瓶
ナチュラルなストーンのベースとコケ球に仕立てたミニタイプの胡蝶蘭。自然を感じさせる素材の組合せに、思わず安らぎを感じる場面もきっとあるはず。玄関、特にシューズBOXの上や、リビングのサイドボードの上などさりげなく飾ってみてはいかがでしょうか。
目に留まるたび癒しを感じられるそんな組合せの例です。
主張しすぎず、でもセンス溢れるその飾り方は今までにない新しいランの楽しみ方です。 -
ブリキ花瓶
エキゾティックなブリキの花器にワンサイドに流してラフに生けています。
いろんな色のある「モカラ」だから、インテリアやお家の雰囲気に合わせてイメージぴったりの色を選んでみるのも楽しみのひとつです。和風花器でも応用できるので和室にもどうぞ。