大きな花をダイナミックにかつ 爽やかに。

# 飾り方レシピ

2012年6月11日

梅雨の季節がやってきました。この時期に咲きそろうのがあじさいです。
雨の合間にのぞく太陽の光が雨のしずくをキラキラと輝かせ光を反射させる姿を見ると涼やかな気持ちになりますよね。

今回は山寺の景色を思い出させるような枝ものとあじさいの組み合わせや、カラーというシンプルなラインを持つ花との組み合わせをご紹介します。

お部屋の中で大きな花をダイナミックに飾って、うっとうしさや寝苦しい夜の不快感を吹き飛ばしましょう。

飾り方ポイント

  • エントランスエリアを涼やかに

    ●エントランスエリアを涼やかに
    まずは、大振りな枝ものとあじさいの組み合わせからです。
    夏に出回るドウダンつつじや夏はぜなど、葉のある枝物を用意します。
    フラワーショップで販売されている吸水性スポンジを使用すると簡単にデザインできます。安定の悪い時は クレイ(粘土)や玉砂利など重さのあるものを花器の中に敷いて安定させます。
    枝物は上に伸びる役目、あじさいは足元にしっかり根を生やして咲くイメージで生けていきます。
    葉の多い部分はすっきり見えるように剪定していきましょう。それが涼しさをかもし出してくれるポイントです。
    山寺の景色を思い浮かべながら生けていくときっと素敵に生けられますよ。
  • 寝室をさわやかに

    ●寝室をさわやかに
    シンプルで爽快感のあるカラーとの組み合わせも同様です。足元にあじさいをあしらい、スーッと伸びるラインを強調してカラーを挿します。
    寝苦しい夜の寝室やリビングなどを飾るお花として大胆な構図を楽しんでみてください。
    最後にワンポイントアドバイス。
    あじさいはお水が大好きなお花です。霧吹きで適度に花の部分にお水を与えると、みずみずしく元気になりますよ。
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